教材紹介☆ 助詞が苦手で説明下手な君へ

2017/09/06 | 教材&トレーニング ご紹介♪

こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
 
 
前回の記事(発達障害の症状「ことばで説明
するのが苦手」の理由
)では、
助詞が苦手な子が多いとお話しました!

今日は、助詞の支援教材を
もうちょっとご紹介したいと思います♪
 
 
🍀🍀🍀🍀🍀
 
 
以前の記事(「覚えにくい文字は、好きなモノ
でクリアせよ!!」
)でもご紹介したように、
子どもの興味をひくものからまずはトライ!
 
というわけで、今回も昆虫シリーズ(笑)
虫が苦手な方、ごめんなさい…(>_<)  
注)本物ではありません!
 
私の手にくっついている昆虫たち。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
百円均一で売っているおもちゃです♪

ぜんまいで動くんですが、
一般的なカブトムシだけでなく、
アトラスオオカブトやヘラクレスオオカブト
などなど、本格的なものも発売されてます。

最近の百均のクオリティは100円以上!!
子ども達も大喜びです♪
ありがたや~ありがたや~(^^)
 
 
これを使って、こんな教材作ってみました♪
 

 
子どもとSTでおもちゃを1つずつ持ち、
カブトとクワガタを戦わせます。
そして、実際に勝ち負けを決めた後、
「〇〇が △△を たおす」という文章を
考えるわけです。

今回は、助詞をシールにしておき
貼るだけでOKのプリントにしました。
これには訳があります。

起こった出来事は全く同じでも
「ミヤマがアトラスを倒した」のと
「アトラスをミヤマが倒した」のとでは
語順が入れ替わっただけですが、
子ども達は大混乱になってしまうんです。

なので…
主語(倒した虫=強い虫)は何なのかを
一緒に確認し、「〇〇が」としっかり
意識するように指導します。
 

 
実際にこれを使って勉強した子は、
バトルやシールを楽しみつつ、
ノリノリで文章作りに取り組んでくれました。

「アトラスが…じゃない、アトラスを!」
と助詞にしっかり意識が向いていましたよ♪

楽しみながら勉強できるのが
一番身に着くと思います♪
ちょっとしたひと工夫。
お試し下さい^^


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