”変化” が苦手な子の「なんか違う」事件簿①【視覚過敏】

2018/04/17 | 発達障害 虎の巻

こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。

 

しばらくご無沙汰してました♪

ドタバタの4月、リニューアルの4月。
なんとかよつばCOLORSも軌道にのり、
少し一息つけるようになりました♪

 
 

(満開の八重桜。もっこもこ^^)
 
 

スタッフ増員に伴って、
教室や事務所をすこし模様替えしましたが
その変化に、子ども達もビックリの様子!!

じっと固まる子もいれば、
落ち着かず全てのドアを開けたり触ったり
ウロウロしている子もいます。

 

こんな風に、新しい先生や環境に驚いて
動揺している子達を見ていると、
あらためて4月って
「変化の月」「チャレンジの月」
「一歩踏み出す月」なんだなぁと思います。

みんな頑張ってるね(^^)/

 
 

 
 

発達障がいをもつ子ども達は、
”変化” が苦手です。

ちょっとした変化も見逃せないため
新学期ならではの色々な変化に、
多少なりともストレスを感じているようで…

 

「ちょっと違うけど、ま、いいや」
とか思えたらいいんでしょうけど、
そういうわけにはいかないのですね。

いつもは出来ることも 出来なくなったり
スルーしてきたことにも 極度にこだわったり
変に テンションが高過ぎたり
着席できずに ぐるぐる歩き回ったり
ぐずりや眠気がひどくなったり。

うーーん、大変そう:;(∩´﹏`∩);:

 

今日はそんな子ども達の
「なんか違う」事件簿をお送りします。

 
 

 

🍀 事件1 色が違う 🍀

「田中先生!
 今度の教室、窓の色が違います!」

 

3年生になったA君。
クラスが1階から2階に上がりました。

彼いわく、変化が一番顕著だったのは
階段の段数でもなく
教室のレイアウトでもなく
窓の色だったようです。

 

・・・窓の色??
小学校の窓なんて全部一緒なのでは?

 

お母さんも私もそう思いましたが、
彼には明らかに違っていたようです。

「2年生までの教室は、黄色かった。
 でも、3年生の窓は、緑とか紫!!
 だから教室も緑っぽくて・・・」

 
 

 
 

A君の話をよく聞いて、
私が推測・解釈するところによると…

 

目から入る視覚情報の取り込みが
人一倍敏感なA君は、窓を見る時、
外の景色よりも先に
窓ガラスに映っている光の反射が
とても気になるようです。

 

1階の教室は運動場のすぐ近くで、
砂の色が映ってか黄色っぽく見えたとのこと。

しかし、2階の教室に上がって窓側の席になり
木の葉や校舎の屋根の色が映って
緑や紫に見える、ということのようです。

 
 

みんなにも緑や紫に見えていると思っていた
A君は、なぜみんな落ち着いていられるのか
不思議で仕方なかったようです。

誰にも話さず、でも気になって気になって
1週間ほど窓をちらちら見ては
ソワソワしていたようです。

 

こりゃ、なかなか理解されにくいよなぁ…

話したとしても「何言ってんの?」と
言われて流されてしまうかもしれません。

 
 

 
 

このような、本人にしかわからないような
感覚的な問題や事件が、
発達障がいをもつ子ども達には頻繁に
起きています。

新学期は、そんな事件があちこちで!

 

こうやって話してくれるようになっただけ
表現してくれるようになっただけ
理解が進むし、周囲も対応できますね^^

 

報告してくれてありがとう♪

 

お母さんに伝えて、学校にも伝えてもらい
窓の外を見てさぼっているわけではないと
伝えてもらいました。

「本人からの発信」って
ほんと大事だなぁと思います(^^)/

 
 

「すごいなぁ。田中先生の目はそこまで
 高性能じゃないから、その色の違い
 きっと区別できないんじゃないかな。」

と言うと、少し考えた後、
ドヤ顔で笑ってくれました。

どうやら、気持ち悪い色ではないとのこと。
ほっ。 よかったぁ…


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