”変化” が苦手な子の「なんか違う」事件簿②【聴覚過敏】

2018/04/24 | 発達障害 虎の巻

こんにちは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。

 

毎日の通勤途中、
綺麗なお花がたくさん目に映って
楽しいドライブになっています☆

綺麗すぎて、何度か
路肩にとめて撮影しちゃってます(笑)

 

今日はチューリップ♬
 

 
 

発達障がいをもつ子ども達は、
”変化” が苦手。

「ちょっと違うけど、ま、いいや」
というわけにはいきません(>_<)

 

そんな子ども達の「なんか違う」事件簿✐

今日は聴覚過敏をもつB君のお話です。

 
 

🍀 事件2 音が回ってる 🍀

2年生になったB君のお母さんから
来塾してすぐ、こんな相談がありました。

 

「最近、耳ふさぎをよくしていたり、
 吐き気がするとか、頭が痛いとか
 言ってるんですけど・・・」

 

新学期に入って、B君の様子が何か変…。
お母さんは心配になって、
耳鼻科や小児科にも回りましたが、
明確な原因は見つかっていないようです。

B君は、自分のことについて
ことばで詳しく説明することが苦手で、
ご両親も周りの大人も
原因がわかりにくいようでした。

心配ですよね…

 

 

よつばにきたB君は、
ゆっくりと、一生懸命ことばを探しながら
説明しようとしてくれています。

 

私は、B君が説明しやすいように、
ことばの選択肢をたくさん出して
伝えたい言葉を探せるようにしました。

また、教室の見取り図などを絵にして
イメージを共有しながら話を進めました。

こんな風にして
「なんて言えばいいかわからない」を
フォローしながら言葉を補充し、
B君自身が自分のことを表現していけるよう
” 僕のことば ” を持って帰ってもらう。

それが私の思う、STのフリートークです。

 

今回、そうすることでわかったのは

” 音がたくさん聞こえてうるさい ”
” 音が回って気持ち悪い ”

ということでした。

 
 

 
 

以前も少し取り上げましたが、
発達障がいを持つ子の中には
聴覚過敏を抱えて苦しんでいる子がいます。

↓ 過去の記事はこちら ↓
聴覚過敏「音が襲い掛かってくる!?」

 

全ての音が、まんべんなく同じ音量で
入ってきてしまうので、
肝心な聞きたい音に注意が向けにくくなったり
音に酔ってしまうこともあるようです。

視覚も聴覚も、五感に関することは
どんな風に受け取り感じているのかは
本人しか知り得ない ” 超個人情報 ”。

私も推測するしかないのですが…

 

B君の不調の大元は、

・昨年より近くなった給食室の音
・スピーカーのジジジ…という低周波音
・ろうか側で響いてくる階段の音
・担任の先生の手をたたく音
・後ろの席の子がする貧乏ゆすりの音

等のようでした。

どれも、身近にある生活音ですね。

 

 

シーンとしたテストの時などに
貧乏ゆすりの音が気になる、というのは
私達もイメージしやすいところですが、
その他の音は、数日で慣れてしまって
” いつものBGM ” になる音ばかりですね。

これがBGMにならずに
均等に聞こえてしまうのがつらいところ…。

本人の努力だけではどうしようもないところ
なので、環境調整が必要になりますね(^^)/

 

まずは出来るところから♬ 
ということで、

➡ろうか側でなく窓側の席にしてもらう
➡スピーカーの掃除をしてもらう

などからお願いしてみることにしました。
上手く慣れていけるといいなぁ…


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