こんにちは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
久しぶりにやっちゃいました、腰…(T_T)
ここ数年大丈夫だったのですが、
2日ほど立ち上がれず、布団と一体化…
理由は定かじゃないのですが
突然アクティブに動いたのが影響したのか…
しばらくはコルセット生活(*_*)ナンテコッタ
ブログ更新も滞ってしまいましたが、
ぼちぼち書いていこうと思います^^
(もともと亀更新ですが…笑)
みなさんも気を付けて下さいね!
ふとした瞬間にやってきますんで!!
私の腰痛の話を子ども達に話すと、
「わかるわ~。私も腰痛持ちやねん。」
と言う子が数人いたんですよ!
驚愕…(゜o゜)
私の子ども時代は腰痛とは無縁だったので
まさか小学生の口から「腰痛」って言葉が
出てくるとは!!
しかも
「私、姿勢が悪いからさぁ~」
「骨盤の歪みから来るらしいよ~」なんて、
大人顔負けに腰痛問題を熱弁する子も(笑)
情報番組の影響かしら…。いやぁ、すごい。
「腰痛っ子」が増える原因。
きっと色々あるとは思いますが、
「身体を使う頻度が急激に低下した」のが
主たる原因ではないかと思います。
現代社会、何もかもが便利で楽になり、
「運動量」が減少するだけでなく
「日常動作」自体も減少してきています。
例えば…
・赤ちゃんの身体を固定してくれる高性能な
ベビーカーやクッションが増えました。
・引戸や押戸でなく自動ドアが増えました。
・ひねっていた蛇口も押すだけでOKです。
・牛乳瓶の蓋を指先で摘まんで開けずとも
ストローをプスッと指すだけです。
・トイレットペーパーも押し込むだけで
交換できるようになりました。
・缶切りせずにプルトップで開けられます。
・掃除機の代わりにお掃除ロボが走ります。
昔と言うほど昔でもない、昭和〇〇年と
比べたとしても、きっと日常生活動作は
急激に減少しているのでしょうね。
こりゃ、子どものうちから
身体がなまっちゃうよね…(;^_^A
🍀🍀🍀🍀🍀
よつばでも、50分間の授業の間に2~3回は
床に寝転んだり座ったりする子がいます。
椅子で50分間、勉強姿勢をキープするのが
疲れてしまうのでしょうね。
座りやすい椅子・クッション・足台を用意
してもなお、ぺたんと床に降りてしまいます。
床に寝転ぶまではいかなくても、
こんな姿勢の子はたくさんいますね。
机に肘をつき、体重を乗せて座っています。
自分の体幹で姿勢をキープできないためです。
他にも、
椅子の上に正座して前かがみになる子、
前傾姿勢でお尻が椅子から浮いている子、
足を床に付けずイスの脚に絡ませている子、
すぐに足を組んでしまう子、
椅子の上に片足を挙げて抱えて座る子…
体幹や筋力の弱さから姿勢がキープできず
重力に負けないよう、物に体を預けて
50分間なんとか座っているわけですね。
こりゃ勉強もしにくいなぁ…
文字もうまく書けないよね…
身体に関するトレーニングは
PT(理学療法士)さんや
OT(作業療法士)さんの専門分野ですが
これだけ姿勢が悪く体幹が弱い子が多いと
なると、よつばでも何か策を考えねば…。
座りやすい椅子などの環境配慮はもちろん、
鏡を見ながらの”正しい姿勢練習”なども
少しずつ取り入れてみようかな…
私も姿勢がいい方ではないので、
非常に耳が痛いですが…
重力に負けないように頑張るぞっ!!
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