学校生活で大活躍! ワーキングメモリ

2020/12/31 | よつばプレスクール

こんばんは!
言語聴覚士(ST)の田中美穂です🍀

 
2020年も、気付けばあと数時間です。
コロナウイルスに翻弄され
大人も子どもも、気の滅入る日々でしたね。

 
明るい2021年を願いながら、
よつばでは12/28に大掃除をしました!!
ピッカピカです☆

1/4からも、マスク・手洗いを徹底しながら
笑顔でお会いできるのを楽しみにしてます☆
 

 
 
さて、前回のブログでは
年長さんの1年は
「読み書き・学習の土台づくり」として
とても大切な時期!というお話をしました🍀

 

小学生の学校生活や学習場面では
必要となる力がたくさんありますが、
今日はその中から

学校生活で大活躍! ワーキングメモリ

をお伝えしたいと思います♪

 

※「ワーキングメモリって何?」という方は
過去にワーキングメモリ特集をUPしてますので
こちら をご覧下さい☆

 
 

 

小学校での一日ってどんな感じだっけ?

ご自身の小学生校時代を思い出して下さい。

「え?遥か昔で全然イメージできない…」
という方は、国民的小学生でご想像を!w

 のび太くん:5年生
 ちびまる子ちゃん:3年生
 コナンくん:1年生(彼は例外か…)

 

時間割に合わせて持ち物をカバンに入れる
という作業ひとつをとっても、
ワーキングメモリがフル稼働しています。

毎日持っていくモノだけでなく、
その日だけ必要な特別なモノや
ハンコを押してもらって提出するモノ…

「お母さーん、ハンコおして~」
「あれ?どこまで入れたんだっけ?」
「ねぇ、体操服どこー??」

チェック項目が多すぎて、途中で忘れたり
部屋に何かを取りに行ったついでに
ちょっと遊んでしまったり。。

 

そして、無事揃えた荷物は
家を出てから教室の席に着くまで
手から離さないように
意識して覚えておかなくてはならない!

これもワーキングメモリの担当なのです。

友達と話しながら登校しつつ、
虫をおいかけてみたり、上着を脱いだり。
上靴をはいたり、手を洗ったり。

そんな中で、
右手に持っていたサブバックは?
さっき脱いだ上着は?
どこに置いてきてしまったのでしょうか(笑)

 
 

 
教室についても、授業が始まるまでには
色々なミッションが待ち受けています。

「もう外で遊んでる子もいる!
 早く参加したい! え?なになに?!」

だけど、はやる気持ちをぐっと押さえて
『しなくてはいけないこと』を先にする。
 
 カバンを片付けて…
  宿題だして…
   チェックカードも出して…

これができるのもワーキングメモリのおかげ

頑張ってますよ、小学生ww

 
 

 
どれだけ楽しい休み時間も、
チャイムがなったら、はい おしまい!

遊びモードから勉強モードへ
すぐさま切り替えなくてはなりません。

 

そして、授業中には
先生からどんどん指示が入り、
時間内に仕上げなきゃならないことも沢山…

うっかり
「さっきのドッジ、悔しかったなぁ」
「集めた小石で何して遊ぼうかなぁ」
なんて考えている間にも、
どんどん授業が進んでいきます。

「えっ… 今なにするの?」
「みんな動いてるけど、何取りに行くの?」
「4つって言われたけど、あと1つは何?」

 
 

こうして見てみると、
学校に行く前も、学校に行ってからも、
色んな場面でワーキングメモリが大活躍
していることがわかります。

 

 

ワーキングメモリは
「脳のメモ帳」とも言われています。

ワーキングメモリがきちんと作動すると
「~しなくてはならない」「〇と〇が必要」
などの情報を忘れることなく、
必要な作業を進めていくことができます。

効率的に・スムーズに行動でき、
時間にも気持ちにも余裕がうまれ、
楽しく発想を拡げていくこともできます。

まさに「土台」なんですね!

 

よつばCOLORSでは、年長さんから
ワーキングメモリをうまく活用する方法を
一緒に模索し、トレーニングしています。

幼少期・学童期は
ワーキングメモリも成長真っ只中。

その子にあった方法で、ワーキングメモリを
活用する「コツ」を見つけましょう!


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