親子で全くちがう記憶のタイプ!

2022/07/06 | 日々のこと

こんにちは!
言語聴覚士の橋本あすかです🍀

 

真夏が急にやってきたかと思いきや、
不安定なお天気が続きますね。
みなさまお元気ですか?
夏バテ&熱中症には十分お気をつけください


先日、Aちゃん(小学生)のお母さんから、
「Aちゃんが自分の記憶の仕方について
話してくれた!興味深いから
ぜひ先生にも知ってもらいたい!」
と教えていただきました。

 

Aちゃんは、記憶する時に、
【 高画質のカラー写真 】
として記憶しているのだとか。

一日のうち、記憶のカメラで撮れる回数は
25回くらいだそうで、
写真と写真の間の記憶は無いとのこと。

 

一方、Aちゃんママの頭の中は、
【 画素数少なめ・白黒撮影 】
ぼんやり概念的なものが、
連続して記憶されているとのこと



親子なのに、全く逆。

途切れ途切れで枚数限定だけど
映像はクリアで鮮明な Aちゃんと、

全部が連なって覚えられるけど、
映像は白黒ぼんやりな Aちゃんママ

 

今まで、「なんで?!」と分かり合えない
こともあったようですが、
相手はこんな記憶の仕方なんだ!とわかり、
おたがいに納得できたことも多いのだとか

 

親子だからって、記憶の仕方(タイプ)は
一緒じゃないんですね。

 

小学生にして、
「自分がこういう風に記憶している!」
って上手に言語化できてすごい☆

そして、それをしっかりと時間をかけて
聞き出してくれるママもステキです!!

これを機に、Aちゃんママは
他のいろんな人にも ”記憶のタイプ” を
インタビューしてみたようで

 

インタビューは結果はこちら!
↓↓↓
「パラパラ漫画みたいになってる!」
「紙芝居みたいに覚えてて、声も聞こえる」
「映画みたいに、動画で再生される」
「他人の視点での映像も見れるし、
それに音声もついてるかな」

 

人それぞれなんですね!びっくり~

これが普通!と思っていたら、
人によっては覚え方が全然違っている…

自分の記憶がどんな風になっているのか、
改めて考えてみると面白いですね!!

 

ちなみに、私の記憶は…
写真みたいになってるかなー
音声はついていませんね。
記憶されている写真の枚数も少ない(笑)

 

自分の覚え方や考えていることを
ことばで相手に伝えるってやっぱり大事だな

それをしっかりと聞き取って、
受け止めてくれる人がいるって素敵だな

と思ったエピソードでした。

 

一度、ご家族やお友達と話してみては(^^)/


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