こんばんは
言語聴覚士の橋本あすかです🍀
8月は 驚くような暑さが毎日続きますが、
皆さまお元気ですか？
私は先日、人間ドックを受けてきました。
胃カメラがなんともツラかったですが、
健診の結果は、Drに「言うことなし！」と
言っていただき ホッと一安心。
健康第一で
この暑さも乗り切りたいと思います💪
さて、最近、
とっても嬉しいできごとがありました。
少し前から発音の指導に通ってくれている
小学1年生Ａくん。
タ行の発音が苦手で、お話していると
「タ」が「カ」になってしまいます。
そこでよつばでは、数か月前から
/t/ の音を出すために練習していました。
そしてついに、この前の指導で
/t/の音が出せました～！！👏
発音の練習では、
舌の動き がとても重要になってきます。
手足と違って、目で見えない場所にある舌は
大人でもコントロールが難しい部分。
自分の意志で舌を動かすのって
とっても難しいのです。
どうすれば動くのか？
ぴくぴくせず、じっとするのか？．．．
鏡を見ながら舌を脱力させたり、
その状態を保ったまま声を出したり．．．
そっと歯で挟んで離したり．．．などなど
人生初めてのトレーニング内容に
子どもたちも四苦八苦💦
子どもたちにどう声をかけると
目標とする音が出せるのか？は
私たち、言語聴覚士（ST）の
永遠の課題でもあります。
「おもちみたいな べろにしてね」
「風の音をだすよ」
など、その子がわかる言葉を選んで
工夫して声をかけています。
大人でも難しいことをやっているのです。
上手くいかないのが当たり前。
私たちSTは、子どもたちが
上手くいかない時は、指摘せずに聞き流し、
目標に近い音が出る瞬間を待っています。
その瞬間が来たら、絶対に聞き逃さず
とってもとっても盛大に褒めます！
練習期間も、言えるようになる時期も様々。
なるべく早く、より良い発音になるように、
細かく子どもたちの反応をみて、
その子に合った声かけをしていきます！！
「タ」が言えるようになったAくんは
褒められてとても嬉しそうで、
たどたどしいながらも
何度も「タ」と言ってくれました。
保護者の方もとっても嬉しそう。
指導している私も胸が熱くなりました✨
日ごろからおうちで
一生懸命練習してくれているので
その成果を引き出すことができて
ひと安心(*^^*)
でも、ここで焦ってはいけないのです！
ようやく一つの音「タ」が出せたものの
定着にはもう少し時間がかかります。
地道に一歩ずつ、子ども・ST共々
もうひと頑張りしたいと思います！
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