こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
暑い日が続いています。
うっかりすれば熱中症になりそうです。
こまめな水分補給が大事ですね^^
さて、本日もやってまいりました♪
自閉スペクトラム症 これだけは!
勉強会 その2
「自閉スペクトラム症の特徴」
前回、自閉症の症状・程度は
軽度から重度まで
スペクトラム(連続体)として
虹のように連なっていると考える、
とお伝えしました!
じゃあ、実際
自閉スペクトラム症の特徴・症状って
どんなものがあるのでしょうか?
以下に簡単にまとめてみます。
※ あくまで、特徴は” 一例 ”です。
その人の置かれた環境などによって
様々な困り感が現れます。
🍀社会性・対人関係の障害🍀
環境の変化を敏感に感じることが苦手で
対人関係を築くのが苦手な人が多い
具体的な特徴(一例)
・目線を合わせにくい
・周囲に関心がないように見える
・相手の気持ちがイマイチわからない
・その場の空気が読めない など
🍀コミュニケーションや言語発達の遅れ🍀
言葉を話し始めるのが遅かったり、
言葉の意味や、含まれる意図や文脈を
理解するのが苦手です。
具体的な特徴(一例)
・言葉を話すのが他の子と比べて遅い
・人の話したことをオウム返しする
・抽象的な言葉・比喩や皮肉がわからない
・自分の話したいことだけ一方的に話す
🍀行動と興味の偏り🍀
一定の行動をとると落ち着くようです。
また、自分の興味のあることに対しては
とことん熱中する傾向があります。
「〇〇博士さん」が多いのも頷けますね!
具体的な特徴(一例)
・飽きずにずっと繰り返し遊びをする
・毎日のルーティンを外せない。
・予定外の行動は取れない
・自分の興味があるものに執着する
・初めての人/場所/活動などが苦手
🍀🍀🍀🍀🍀
ここまで読むと、
「ちょっと心当たりあるかも?」
「これって私?」というのが、
1つや2つ混ざっているかもしれませんね。
かく言う私も、多少は該当しています^^
これぞスペクトラムってやつでしょうか。
実は、あなたも持っているかもしれない
自閉スペクトラム症の特徴。
「個性」の範囲か、「障害」なのか。
発達障害の診断がついていてもいなくても、
その人の ”特性” として理解しながら
うまく付き合っていきたいですね!
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