こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
朝夕が涼しいですね。
びっくりするほど涼しいですね~。
よつばに来る子ども達も、
徐々に長袖着用率が上がってまいりました。
ノースリーブの猛者も1人いましたが(笑)
体温が高いとはいえ、みんなそろそろ
夜は寒いから、あったかくするんだよ~。
私も温かいハーブティーやホットミルクで
身体の芯からあっためてから寝ることに
します♪
さてさて、前回の記事
SST(ソーシャルスキルトレーニング)って何?で、
ソーシャルスキルそのものやSSTの概要を
お伝えしてみました♪
SSTの実施方法に、明確な決まりはなく
参加する子ども達にとって必要な事は何か、
集団活動の様子やメンバーの関係性を
見ながら考えていきます。
皆それぞれに困りごとを抱えているけれど
悩みの源を辿れば、原因は共通していることも
多いです。
それらをきちんと一から整理してあげることで
「え!そういうことだったのか!」と
合点がいくことがあるようですね^^
先日、ある男の子が
こんな悩みを相談してくれました。
子「先生、目を見るってどういうこと?」
ST「突然どうしたん?」
子「目を見て話しなさい!ってよく言われる
んやけどな。目をじっと見たら、今度は
見過ぎやろ~怖い~!って言われてん」
ST「あらま、それはショックやったなぁ。
見なさいって言われたから見たのにねぇ」
子「せやねん。しかも、僕思うねんけどさ。
目を見なさいって言う大人もさ、
目見て話してへんこと、多いと思う」
ST「目だけじーっと見続けてる人は、少ないの
かもしれないね。目じゃない所を見ている
人もいるしね~」
子「そんなん、誰も教えてくれへんやん」
ST「せやんな。難易度高いなぁ。じゃあ、
どこをどれくらい見たらいいのか
実際にやってみよう。
やってみないとわからんもんね~」
というわけで、実際にやってみました☆
まず、彼がいつもやっているように
やってもらったところ…
いわゆる「ガン見」なんですね。
黒目だけをまっすぐじーーっと。
しかも喋っている間ずーーっと。
そんなに見られたら怖いかも…(笑)
「ちょうどいい具合」って本当に難しい。
彼と一緒に
あいさつVer.は何秒くらいか、
おはなしVer.は何秒くらいか、
を話合ってロールプレイングしました。
「こんなにちょっとずつでいいの?!」
と心底驚いていました。
そうそう、ずーっとじゃなくていいんだよ。
たまに「ねっ!」って目が合えばOKだよ!
さらには、黒目をガン見するのではなく
鼻のあたまから顎までの間を見て
話す位がいいと伝え、その練習もして
みました♪
次回のグループワークの時、
うまくできるかなっ?! ドキドキ。
実践編、頑張ってみようね!!