算数のつまずきを考える② 「数字・数詞で大混乱!!」の理由

2017/10/25 | 知れば納得!症状と理由 シリーズ

こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。

 

シリーズ ☆ 算数のつまずきを考える
第2弾は「数詞・数字」です!!

 

 
 

前回の記事で、
数感覚(ナンバーセンス)がすべての土台!
というお話をしました(^^)

数や量を、目で見て視覚的・感覚的に捉える
「数感覚」や「数量概念」が
算数・数学の土台になるんでしたね~(^^)/
 

でも、算数や数学をするにあたり、私たちは
具体的な「数量」を、抽象的な「数字」に
置き換えて計算しなくてはならないのです。
 

いつも具体物が目の前にあるわけではない。
学校でもおはじきを使っていいのは
1年生の最初だけ。

子ども達がぶつかる、最初のハードル。
これが算数のつまずき1stステージです(>_<)    
 
 

さらには!!
「かず」の表現には、2種類あります。
 

🍀 数字 🍀

「3」と書かれた ”記号” のことです。

目で見て、形の違いを区別し、
よく似ているけれど「8」ではない「3」と
わかることが大事です☆

 

見る力が弱いLDを持つ子は、
この「数字の形の識別」の段階が難しいです。

鏡文字になってしまう「2」と「5」
どっちがどっちかわからない「6」と「9」
フォントによっては似ている「1」と「7」
書き方が乱雑だと区別のつかない「3」「8」

うーーん、難しいっ!!

 

しかも、手先が不器用な子は、
カーブばかりのアラビア数字が苦手で、
習得に時間がかかってしまうのです。

 

 
 

🍀 数詞 🍀

「いち、に、さん…」と数えたり
「3」を見て「さん」と読むときの
”数に関することば” のことです。

耳で聞いて、ことばとして違いがわかり、
何の数字や数量を表しているのかわかることが
大切です☆

 

読み書きの苦手なLDをもつ子は、
この「数字と数詞の1対1対応」を覚えることが
とーーーっても難しいようです。
 

お風呂で数を数える時も、うまく唱えられず
「いーち、にー、ごー、よん、ななー」と
バラバラになってしまったり、
いつでも「6」が抜けてしったり…。

7=「しち」?「なな」??
というところで混乱をきたし、さらに
「し」⇔「しち」が混ざっちゃって…
もはや何が何やら…状態。

 

 

さらには、「い~ちに~さんし~」と
歌やお経のように唱えることが出来る子も、
「6の次はなんだっけ?」と聞いて「7」と
答えられるとは限りません。

10や12以上になるとわからなくなって
しまう子も多いようですね。

 

このように、数を理解するためには、

🍀 数量を具体的に捉えられる
🍀 数字の形を識別し、読み書きできる
🍀 数詞を理解し、読み書きできる

という、3つをマスターすることが
必須になってくるんですね~(^^)/
 

 
数ってすごく抽象的で、シンボリック!

しかも、形を捉える見る力と
言語的に読み書きする力をも求められる
なんともハードルの高いものなんです!
きゃー(>_<)

 
 
 
さてさて、次回は♪

「数概念」というのをなるべくわかりやすく
解説できればと思います。

徐々に、小学算数に近づいてまいりました!
がんばるぞーー!(^^)/ オー!


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