言語聴覚士(ST) ってどんな仕事? ② ~「食べる」を助けるST~

2017/12/21 | ごあいさつ & STについて

こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。

 

今年も残すところ、あと10日。
はやい…はやすぎる…。
体感速度が年々加速しています(笑)

 

 

さて、前回の記事では
「言語聴覚士(ST)ってどんな仕事?①」と題し
STのお仕事範囲をお伝えしました♪

「ことば・コミュニケーション」について
専門的な知識を持ちトレーニングを行うと
ご説明しました。

 

しかし!

STは「話す・聞く」だけではなく
「食べる」についてのトレーニングも
行うことを、今回お伝えできればと思います。

 
🍀🍀🍀🍀🍀
 

当たり前にできていた「食べること」が
うまく出来なくなる。
それを、「摂食・嚥下(えんげ)障害」
と言います。
 
 ※ 嚥下=飲み込むこと

病気・事故・老化などが原因で
口や喉がうまくコントロールできなくなり、
食べ物が口からこぼれる、うまく噛めない、
うまく飲み込めない、むせる、といった
問題が起きます。

また、発達途中でお口の使い方を
マスターしにくい子がいます。
生まれつき麻痺や運動しにくさがあって、
思うように食べられない子もいます。

 

食べるのも話すのも、全て口・喉で行うので
「食べること」に難しさがあるということは
すなわち、
話すことにも難しさが出てくるんです。

 

言語聴覚士は、成人・小児とわず
咀嚼して飲み込むことが苦手な方のために
その原因を解明し、必要な運動訓練や、
飲み込む反射を高めるため訓練を行います。

 

 

よつば塾では、今のところ
摂食・嚥下訓練は行っていません。

ただし、
発音の苦手さや、手先の運動の不器用さで
ご相談に来れた場合は、
お食事の様子もお伺いしたり、
お食事に関するアドバイスをすることも
あります。

 

手先の不器用さがある子の中には、
舌の動きも不器用で、
発音・食事に難しさがある場合があります。

空間的に捉えるのが苦手な子は、
食べこぼしが多かったり、
口と食べ物との距離がとりにくかったり、
食べ物のサイズが調整しにくいことも
あるんですよ~。

 

お子さんの食事場面、
ちょっと観察してみてください。
うまく食べれているかしら?!

 

 

 
 

🍀 ちょっと雑談 🍀

子ども達と粘土しましたシリーズ
その2(笑)

今回は、こんな作品をご紹介~♪

じゃんっ!!
 

 

お寿司型抜きで作っているんですが、
えびの色合いが、とってもリアル!!
実は、えびをペラッとめくったら
ちゃんとワサビも入ってるんですよ(笑)

リアル志向ですね!(≧▽≦)


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