言語聴覚士(ST) ってどんな仕事? ① ~守備範囲が広いST業務~

2017/12/19 | ごあいさつ & STについて

こんにちは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。

 

 

ここ最近、あちこちで
よつば塾のパンフレットや名刺を
お渡しする機会が増えてきています。

ありがたいことに、
興味をもっていただける機会が増え、
私の自己紹介をする場面も多くなりました。

そこで、
「言語聴覚士ってどんな仕事?」
という質問をよくいただきます。

 

まだまだ知名度の低い、言語聴覚士。
今日は、言語聴覚士ってどんなお仕事か。
ちょっとずつお伝えしていきますね^^

 

 

私たちは毎日、たくさんの「ことば」を使い
お互いの気持ちや考えを伝えあって
生活しています。

一言も話さずに、ジェスチャ―や視線だけで
やりとりすることももちろんできます。
 熟年夫婦や兄弟・双子ではその巧みな技を
 使いこなせると聞きますが…笑

 

でも、人が2人以上いて、
少し複雑な内容を伝え合おうとすると
「ことば」が必要不可欠になりますね。

 

ことばによるコミュニケーションには
 聞き取るための 耳、
 話すための 口や喉、
 呼吸を調整する 肺、
 考え指示を出す 大脳 
など、いろんな機能が関係しています。

ざっくり言えば、胸から上の器官は全て
「ことば」や「コミュニケーション」に
関係しているわけですね!
 

 

これらが、病気や交通事故、発達上の問題等
でうまく動かなくなることがあります。

成人であれば、
脳出血・脳梗塞などの脳血管障害や
交通事故による頭部外傷などで、
大脳が部分的にでも損傷してしまうと、
身体だけでなくことばも
うまく操れなくなることがあるのです。

小児であれば
生まれつき脳機能障害を抱えた場合や、
発達途中でのことば・コミュニケーションの
しにくさから周囲にうまく伝えられない場合も
ありますね。

また、聴覚障害や口腔内の異形など
耳鼻咽喉領域・口腔外科領域の病気でも
言語コミュニケーションが難しくなります。

 

 

言語聴覚士は
ことばによるコミュニケーションが
うまくいかなくなった方へ、
専門的なサービスを提供する仕事です。

小児から成人まで、すべての年齢において
言語・コミュニケーションに支障がある方が
言語聴覚士のトレーニングを
必要とされているわけです。

 

「範囲広っ!!」と思った方!

そうなんですよ。
言語聴覚士って、仕事の範囲が広く
やること盛りだくさんなんです(^^)

言語聴覚士 = STと呼ばれています。
Speech-Language-Hearing Therapist の
略称なんです。

たった2文字の”ST” の中にも、
業務の多様性が見て取れますね~。

 

次回は、STのお仕事を覗いてみましょう^^
お楽しみに~♪

 

 
 

🍀 ちょっと雑談 🍀

よつば塾には、奈良県全域から
子ども達が通ってくれています。

中には他府県(大阪・京都・三重)から
1時間以上かけて通って下さっている方も!
本当にありがとうございます。

 

その中でも、やはり地域柄
奈良市内にお住いの方が多いのですが。

先週1週間は、奈良市内の子ども達との
話題はおおむね、これでした。

「給食、クリスマスケーキ出てん!」

 

今の小学校給食では、稀に
ケーキやシュークリーム等が出るようです。
うらやましー!!

私の頃は、一番のデザートと言えば
真っ赤なアセロラゼリーだったのにな(笑)
 


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