こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
3月になりましたね。
すでに9日も経ってしまったけど… 笑
3月の最初はひな祭り。
よつばもこんな感じで、ちっちゃな
ひな人形を飾ってお祝いしました♪
女兄弟のいない男子達は
玄関のひな人形を見て
キョトンとしてましたね!!
むしろ後ろの金屏風が
折り紙で出来ていることに感動している
子もいました。
驚きポイントは
人それぞれだなぁ…( *´艸`)
発達障がいを持つ子の中には、
「自分に直接関係ない事柄・行事に
全く興味も関心も向かない」
という特性をもつ子もいます。
園や小学校でも、
ひな人形が飾られていたり
カレンダーや壁面に描かれていたり
どこかで目にしてはいるはずなんです。
でも、見ているようで見えていないのか、
「ひなまつり」という言葉さえ
知らない子もいました(;^ω^)
ひなまつりについて説明すると、
「男の子のお祭りはないの?!不公平!!」
と憤慨(>_<)
すかさず、5月5日の説明をしました(笑)
納得してくれてよかった~(;^ω^)
発達障がいを持つ子にとって、
「季節感」なんていう感覚的で
目に見えない抽象的なモノは
意識しにくい苦手分野です。
なので、あえて。
よつばでは、四季折々の行事や季節感も
意識してもらえるように工夫しています。
玄関や待合室のデコレーションや
クッションやスリッパの材質など
目に見える物だけでなく、
フリートークの話題、お菓子のチョイス、
服の分厚さ、エアコンの温度設定など
「季節」を意識できるツールは
身近にいっぱい溢れているんですものね^^
ちょっとしたことですが、
その変化に気付くことで、季節を感じることで
その子の中のことばの辞書・経験の辞書が
ひとつでも豊かになったらいいなぁと
願っています。
私自身も、小さな気候の変化や
暦・カレンダーや、四季の移ろいなどに
鈍感にならないようにしなきゃな~(*^_^*)
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