こんにちは。言語聴覚士の榊です。
年が明け、冬本番!と思いきや…
季節外れの暖かい日もあったり、
寒暖の差が激しい今日この頃です。
先日は奈良でも雪が積もりましたね!⛄
以前住んでいた福井では
たくさん雪をみてきたので、
懐かしい気持ちになりました。
「雪遊びした!」とニコニコ話す姿をみると
どこに住んでいても子どもは
雪が好きなんだなぁと思います。
(福井では雪が積もったら、自宅近くで
スキーをするという子もいました笑)
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さて今回は、
小学校入学前の土台づくりシリーズ第2弾!
「音韻認識」について!です。
オンインニンシキ…
なんだか難しい言葉…
一言でいうと
「音を捉えたり・操作する力」 です。
私たちの普段話している言葉は
「音の連なり」からできています。
例えば「ゆきだるま」だと
ゆ・き・だ・る・まの5つの音が連なって
できていますね。
「ことばは、いくつかの音からできている」
という音への気づき・意識は
就学前の4歳~6歳の時期に最も発達する
と言われています。
また音韻認識の発達は、
子どもたちの遊びの中でもみられてきます。
「しりとり」もその一つで、
ことばが複数の音からできていることに
気づいて、ことばの最初の音や最後の音を
意識できるようになったからこそ
楽しめる遊びなのです。
他にも
グリコの遊び(今の子もするのかな?)や
さかさ言葉(いか→かい等)も
音を意識したり、操作したりする遊びです♪
このような遊びを通して子どもたちは、
「1つの音には1つの文字が対応する」
ということに気づきはじめます。
音を意識できる・操作できるようになると
文字への興味・意識も高まっていきます。
これがひらがな学習の入り口になるのです!
音韻認識は
読み書きの基盤として非常に重要
なんですね!!
音と文字の対応に気づきはじめた年長の頃には
かるたなどの遊びがもってこいです!
先日のプレスクールの時間にも、
みんなでかるた遊びをしました!
このように文字の読み書きには、
「音韻認識の発達」が前提になっています。
就学前の ”プレスクール” では
この音韻認識を意識した課題を行っています。
楽しみながら
読み書き・学習の土台づくり・準備が
できると素敵ですね♬
読み書き・学習の土台づくり シリーズ
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