こんにちは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
毎年お盆前後になると、学生時代の友人達と
プチ同窓会をします^^
懐かしい顔ぶれにホーム感を感じつつ、
年月の早さも痛感してしまいますね(笑)
近況報告の中でよつば塾の話が出ると、
みんなから色んな質問をもらいます。
今日は、数あるQ&Aの中から
の話^^
こんな質問をもらいました。
「発達障害の子ってどれ位いるん?」
文部科学省が出している
最新の統計データ(2012年)によると…
🍀学習または行動で著しい困難を示す
(=発達障害の割合)
6.5%🍀学習面で著しい困難を示す
(=LD/学習障害の割合)
4.5%🍀行動面で著しい困難を示す
(=ADHDや自閉スペクトラム症の割合)
3.6%🍀学習面・行動面とも著しい困難を示す
(=併存ケースの割合)
1.6%
知的な遅れはないけれど困り感がある子に
ついて、学級の先生が回答したものです。
この数値には、
・先生は大丈夫と思っていても、
実は本人は困っている…というケース
・まだ低学年だから目立っていないけど
中~高学年で困り感が顕著に…という
ケース
は含まれていないと思います。
それを考慮すると…
発達障害をもつ子、もしくは傾向のある子は
10%を超えるかも?!
この話をすると
「えっ?!そんなに??」
と驚かれます。
そうなの!!
ほんとに「身近な存在」なんですよ~。
クラスに2人位は、先天的な脳障害で
勉強やお友達関係がうまくいかずに
悩んで悩んで困っています。
さらに、こんな風に考えてくれる人も。
「大人でもだいたい同じ割合だとしたら…
うちの部署にも実は数人いるのかも??」
そうそう!そういうこと!!
発達障害は子どもだけの問題ではない!
たくさん社会経験を積んだ大人でも
わかりにくさ・困り感・生きづらさを
抱えて懸命に生活しています。
だって「先天的な脳の障害」ですものね。
少し振り返ってみてください。
めっちゃくちゃ頑張って仕事している
戦う大人の発達障害の方。
お近くにいるかもしれませんね^^
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