読書週間☆「あたし研究」~自閉スペクトラム症の感覚を知る

2017/11/06 | オススメBOOK & 勉強会 情報

こんばんは🍀
言語聴覚士(ST)の田中美穂です。
 
 

 
先日、芋ほりに行ってきた!と話す子が
ニコニコ顔で土付きのさつまいもを
見せてくれました(^^)
りっぱな安納芋でしたよ!

「さつまいもは天ぷらがいいですね。
 甘露煮や焼き芋もいいけれど、
 僕は断然天ぷらをオススメします。」

と、渋い意見もいただきました(笑)
嗚呼、天ぷら食べたくなってきた…(*´ω`*)
 

食欲の秋ですね!
・・・気を引き締めなきゃ!(笑)
 
 
 
 

 

〈食欲の秋〉と同時に〈読書の秋〉☆

本日も、とってもわかりやすく
どんどん読み進んでしまう
発達障害の入門書を1冊ご紹介します♪

発達障害、中でも自閉スペクトラム症の
症状や特性を理解するのに、
超オススメの本です♪

 
 

「あたし研究」

 小道 モコ (著)
 

 
( 参照:Amazon.co.jp

 
 

著者の小道モコさんは、
自閉スペクトラム症をもつ当事者さん。

日常でのびっくりエピソードや体験談を
かわいいイラストと親しみやすい文章で
綴っていらっしゃいます。

 

この本のすごいところは、

数多の本で読んでも、実感としてわかりにくい
” 自閉スペクトラム症特有の感じ方 ” を
「こんな風になってます!」とイラスト化し
誰にでもわかるように伝えてくれている

というところ!!

 

自閉スペクトラム症をお持ちの方は、
大人の方であっても、
その独特の感覚世界を言語化することが
かなり難しいようなのです。

そしてそのお話を読み聞く私たちも、
一生懸命イメージしてみるけれど、
理解が追い付かないことも多いですよね。

 

この本では、
絵のページと文字のページのバランスが
6:4くらい。

ポップできれいな色使いのイラストの中に、
今までモコさんが感じてこられた疑問点や
困り感が、ぎゅうぎゅうと詰まっています。

そして、サブタイトルにもあるように、
~小道モコの場合~ として
実際にどのように対応してきたのか?!が
具体的に記されているのも注目です♪

 

 

私自身もこの本で初めて知ることや、
やっとこさ腑に落ちたことが
たーーーっくさんありました(゜o゜)

いやぁ、すごいです。
きちんと表現できるって素晴らしいですね!

 

この本の中で小道モコさんは、
ご自身のもつ感覚や特性とどう付き合って
いったらいいか、とても前向きに丁寧に
考え対応されています。

周囲の人がどう対応すればよいか?の
ヒントも満載です!!(^^)/

ぜひ一度手に取ってみてくださいね♪

 

なお、先日の記事でご紹介した
『うちの火星人』も、オススメです♪

 

🍀🍀🍀🍀🍀

 

ちなみに☺
10月27日~11月9日は、読書週間(^^♪

文化の日(11月3日)を挟んだ2週間を
さすそうですね。
今年の標語『本に恋する季節です!』
 

 

私も、読書は本当に好きなんですが、
一度読み始めると、すぐ没頭しちゃって
気付いたら3~4時間たってるんですよね…

専門書・参考書以外の本がご無沙汰に
なってしまってますし、
久々に小説でも読んでみようかなぁ💛


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