こんにちは!
言語聴覚士(ST)の田中美穂です🍀
今日のテーマは
言語聴覚士の「特徴」です!
我々ST自身も、一言では説明しきれない位
奥のふかーーーいSTのお仕事ですが…
今日は、的を絞って
よつばCOLORSにおける
小児分野STのお仕事
の3つの特徴をご紹介します!
学校の先生とも、お医者さんとも、
臨床心理士さんとも異なる
言語聴覚士(ST)のシゴトとは?!
【 言語聴覚士の特徴 】その1
ことばやコミュニケーションが
うまくいかない理由を
「脳の機能」から考える
ことばやコミュニケーションが
うまくいかない理由は色々ありますが、
脳内の、ことばをコントロールする部分が
うまく作動していない場合も多いのです。
言語聴覚士は、
得意も苦手も「脳」が起こしているのでは?
と考えて、何が起きているのか(原因)を
きちんと ” 分析 ” します。
【 言語聴覚士の特徴 】その2
脳機能からくる ” 得意と苦手 ” を把握し
一人一人にあう方法(方略)を
具体的に提案・実行する
脳機能を分析していくと、その人の
得意と苦手(認知特性)がみえてきます。
※これは発達障害をもつ子ども達だけでなく
誰もが多少なりとも持っている凸凹です
その人の得意と苦手を、把握・分析したら
言語聴覚士は
★ 得意をもっともっと伸ばせる方法は?
★ 苦手とうまく付き合える方法は?
★ その人にあった「やり方」って何?
をなるべく具体的に考えます。
そして一緒に、その「方法」をやってみて
ブラッシュアップしていくのです。
【 言語聴覚士の特徴 】その3
話すのも考えるのも、ことば!!
ことばを育てる種は
プリントのみにあらず
よつばでは、学習場面を想定して
プリントや教科学習を行うこともあります。
ですが、私たちがSTが見ているのは、
そのプリントの出来栄えや点数ではなく
「どうやって解決したのか」です。
考える力、解決する力を伸ばすには
ツールはプリントだけに限りません。
ゲームやおままごと遊びなど
その子が夢中になれるモノを通して
” 使えることば ” を増やし
” 考える力 “ を伸ばします。
ただの遊び、とあなどるなかれ!
最大のヒントと成長ポイントが
そこにはあるのです☆
よつばの小児STたちが
日々何をしているのかが
少しでも伝わったら嬉しいです☆
過去にも、ST業務についての記事を
いくつか書いています。
そちらもぜひ☆
① 守備範囲が広いST業務
②「食べる」を助けるST
③ 急増中の注目職種☆ST
➃ STに向いているのは?
🍀 ちょっとブレイク 🍀
最近、中学生のみんなから
とても嬉しいことばをもらえています。
「俺の将来の夢、言語聴覚士にした!」
「田中先生みたいな仕事、面白そうやんな」
「STさんって、他にはどこで働いてんの?
病院にいた頃は、どんな仕事してたん?」
「STになるには、どうすればいいですか?」
まだまだマイナーな言語聴覚士(ST)に
将来なってみたいと言ってくれる…
興味をもってくれる…
田中、感涙です…(*T▽T*)
一緒に仕事が出来る日が来たら
本当にうれしいなぁ☆
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